STYLE 04 電工から始めて施工管理に

K.O

工事部 主任
2011年入社
工学部建築学科卒

We're all brothers!

STYLE 04 電工から始めて施工管理に

電気工事士で12年のキャリアを積み、
いざ、施工管理へのチャレンジをスタートしました!

REAL VOICE

施工管理

REAL VOICE

施工管理

第一印象は「社長と社員の距離が近い」でした

静岡生まれの私は、「この先も電気は無くならないから」という親の勧めもあり、高校では電気科に進みました。卒業時に第二種電気工事士を取得したものの、建築に興味が湧いたこともあり、進路選択では建築学科のある神奈川の大学に進むことしました。就職活動を始めた2009年はちょうどリーマッショックが日本にも押し寄せた頃です。運良く神奈川の建設会社大手に入社をすることができたのですが、ここでの仕事は現場監督であり、入社直後から違和感を感じていました。「自分は現場で作業したかったのかもしれない」と。そんな訳で1年を経たずしてここを退職し、2011年の夏、転職サイトを介して当社に巡り会いました。「電気」に路線を変更することは特に気にはしていませんでした。「現場で手を動かす仕事ができるかどうか」という点とお会いしてから感じたことですが「社風の良さ」が決め手になりました。第一印象がすごく良かったのです。具体的には社員間はもとより社長が気さくな方で社員との距離が近いということでした。気持ちよく働けるか、やりたいことができるかという点では大手も中小も関係ありません。この選択は今も間違っていなかったと思っています。

第一印象は「社長と社員の距離が近い」でした

電気設備工事の現場は変化に富んで実に面白い

入社すると電気工事士の見習いとして作業に従事しました。最初は制御盤の開口部をパテ埋めして粉塵の侵入を防ぐ閉口する作業とか、それができるようになるとケーブル同士を接続するジョイント作業などを任されました。2年目には、初めて自分一人で一つの現場を任されました。不安もありましたが、ここを成功させることができれば独り立ちできると思いなんとかこれを乗り切りました。この仕事は朝が早い点と、現場には色々な方がいるという点が特徴です。現場はほぼ首都圏ですので早い時で6時半には家を出ます。現場には躯体工事から始まると、型枠大工さん 鉄筋屋さん、内装が始まると、軽鉄屋さん、ボード屋さん、クロス貼り屋さんなど様々な業者が出入りし、この方々に嫌われてしまうと自分の仕事に支障をきたしてしまいます。社内はもとより協力会社の電工さんとのコミュニケーションも大事です。特に現場には組織があって所長の下、番頭さんや職長さんと言う役回りがあり、その指示に沿って動くことが求められます。現場によって事情が異なる点や建設過程によって日々行う作業が違ってくることから、毎日が飽きないと言うかドラマが繰り広げられる感じです。フィジカルのタフさも必要ですが、そうした日常の出来事にあまり一喜一憂しないおおらかさを持ち合わせた方が長続きすると思います。

電気設備工事の現場は変化に富んで実に面白い

自分も田中電気も新しいステージに挑んでいきます

入社して12年目を迎えた頃、ふと「図面を描けるようになりたい」と思うようになりました。社長に相談したところ、会社としても若手の施工管理を強化したかったところとのこと、トントン拍子に話がまとまり、2023年の春からは「施工管理」職に鞍替しています。施工管理職は、図面と工程表の作成を担い、現場ではゼネコンさんや職人との間に入り、工事がスムーズに進むよう各種管理を行います。一般にその管理対象は、工程管理・品質管理・安全管理・原価管理等とされています。コミュニケーションは当然に重要ですが、それまでの作業者間のそれではなく、お施主さんやゼネコンさんとのビジネスライクなすり合わせが求められます。立入禁止区域や危険箇所の指示、材料搬入の段取り、搬入車両の手配、職人のスケジュール調整、現場でのコスト削減などなど、視野を広く持つ点でそれまでの職務とは大きく異なります。まだスタートしたばかりですので、目下修行中というところですが、電工としては「第一種電気工事士」を取得していますので、この際「1級電気工事施工管理技士」の資格も取り、二刀流を極めようと考えています。会社としても、若手世代の育成強化に取り組んでおり、業務改善のプロジェクトが動き出し、今後の牽引者としての意識啓発も活発化してきました。自分も会社もまさに新しいステージを迎えている。武者震いをしならが、そう実感しているところです。

自分も田中電気も新しいステージに挑んでいきます